第39回日本神経科学大会
- 日時
- 2016年7月20日(水)~22日(金)
- 会場
- パシフィコ横浜
- 大会長
- 入來 篤史(理化学研究所脳科学総合研究センター)
サテライトシンポジウムのご案内
サテライトシンポジウム一覧
日時 | 2016年7月19日(火)午前10時 - 午後5時30分 (受付開始 午前9時30分) |
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会場 | 横浜ワールドポータース 6階 イベントホールA |
主催 | 文部科学省科学研究費補助金新学術領域(領域提案型) 「マイクロエンドフェノタイプによる精神病態学の創出(マイクロ精神病態)」、 領域代表:喜田 聡(東京農業大学応用生物科学部) |
講演者 | Cyril Herry (フランス国立保健医学研究機構, Neurocentre Magendie, フランス) Andrew Holmes (アメリカ国立衛生研究所/国立アルコール乱用・依存症研究所) Mazen Kheirbek (カリフォルニア大学サンフランシスコ校、アメリカ) Attila Losonczy (コロンビア大学、アメリカ) Guo-Li Ming (ジョンズ・ホプキンス大学、アメリカ) Kazu Nakazawa (アラバマ大学、アメリカ) Hongjun Song (ジョンズ・ホプキンス大学、アメリカ) Jun Yao (清華大学、中国) 林(高木)朗子 (群馬大学 生体調節研究所) 加藤 忠史 (理化学研究所脳科学総合研究センター) 喜田 聡(東京農業大学応用生物科学部) 那波 宏之 (新潟大学脳研究所) |
概要 | 統合失調症、気分障害、不安障害、PTSDなどの精神疾患はゲノム要因のみならず、環境要因との複合的要因による高次脳機能障害を原因とするが、脳内には少なくとも神経変性疾患に観察されるような明確な病態は観察されておらず、精神病態)は未だ不明である。一方で、精神活動の基盤となる分子・シナプス・細胞・回路レベルの脳内現象は未だブラックボックスの状態である。従って、精神疾患の機構解明には、基礎から臨床に至る多段階の解析が必要とされることは明確である。新学術領域「マイクロ精神病態」では、分子動態・細胞・回路レベルで可視化された精神病態、すなわち、「マイクロエンドフェノタイプ」を共通概念として、精神病態を同定し、さらに、そのメカニズムの解明に取り組んできた。本シンポジウムでは、現在領域内で進んでいる研究を紹介するとともに、回路・細胞レベルでの精神病態の理解に取り組んでいる著名な研究者を海外から招聘し、シンポジウムを開催する。 |
問合せ先 | 新学術領域「マイクロ精神病態」事務局 領域代表;喜田 聡(東京農業大学応用生物科学部) Phone 03-5477-2318 E-mail micro@nodai.ac.jp http://microend.umin.ne.jp 入場無料ですが、参加希望者はお名前、所属を明記し、micro@nodai.ac.jpまでお申し込みください(7月16日まで) |
日時 | 2016年7月25日(月)、26日(火) |
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会場 | 東京工業大学地球生命研究所(ELSI) |
主催 | Mel Goodale (ウェスタンオンタリオ大学, カナダ) 金井 良太(東工大ELSI、株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング) Piet Hut (東工大ELSI; プリンストン高等研究所, アメリカ) |
講演者 | Tim Bayne (マンチェスター大学, イギリス) Mel Goodale (ウェスタンオンタリオ大学, カナダ) Nicholas Guttenberg (東工大ELSI) 平林 敏行 (放射線医学総合研究所) Piet Hut (東工大ELSI; プリンストン高等研究所, アメリカ) 入來 篤史 (理化学研究所脳科学総合研究センター) 金井 良太 (東工大ELSI、株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング) Robert Kentridge (ダラム大学, イギリス) Joe Kirschvink (カリフォルニア工科大学、アメリカ) Rafi Malach (ワイツマン科学研究所, イスラエル) 宮田 淳 (京都大学大学院医学研究科・医学部) 村山 正宜 (理化学研究所脳科学総合研究センター) 大泉 匡史 (理化学研究所脳科学総合研究センター) Ron Rensink (ブリティッシュコロンビア大学、カナダ) Lisa Saksida (ケンブリッジ大学, イギリス) 澁木 克栄 (新潟大学脳研究所) 下條 信輔 (カリフォルニア工科大学、アメリカ) 八木 健 (大阪大学大学院生命機能研究科) 山田 真希子 (放射線医学総合研究所) 吉田 正俊 (生理学研究所) |
概要 | いかにして脳の活動から主観的な感覚が生まれるのかという「意識の起源」の問題は、古くから人類を悩ませてきた根源的な人間の存在に関する難問である。意識は主観的な現象であるがゆえに、客観的な事実を扱う科学の俎上に載せて研究することが困難であると考えられてきた。一方、ここ25年ほどの間に神経科学において、主観的な知覚内容と対応する神経活動(the Neural Correlates of Consciousness, NCC)の探索が進み、睡眠中や麻酔下などで変化する意識のレベルに関する神経基盤についての理解が一気に深まってきている。また、統合情報理論などの意識の起源に関する理論的提案も行われ、「意識の起源」をめぐる科学的研究が神経科学の観点から始まらんとしている。本シンポジウムでは、「意識の起源」について、神経科学を中心としつつ、より広い分野での国内外で活躍する研究者を招き、今後の意識研究の方向性を広く哲学的・理論的観点からも議論する。 |
問合せ先 | 金井 良太(東工大ELSI、株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング) メール:kanair@elsi.jp, kanair@araya.org 電話番号:+81-3-6272-8703 参加ご希望の方は、下記のリンクより登録をお願いします。 http://originofconsciousness.jimdo.com |
共催・後援 | JST CREST(「神経科学の公理的計算論と工学の構成論の融合による人工意識の構築とその実生活空間への実装」) CIFAR(カナダ先端研究機構) |
日時 | 2016年7月19日(火曜) 13:00から18:30まで |
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会場 | パシフィコ横浜 会議センター4階 411+412号室 |
参加予定人数 | 約160名 |
主催 |
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講演者 |
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概要 | 大脳基底核は、主に運動調節に関わると考えられてきたが、最近、大脳基底核の機能不全は運動障害に加え、多くの非運動症状への関連が明らかになり、大脳基底核の機能の広がりが注目されている。 本研究分野の海外の第一人者で、神経科学大会シンポジウム(7月21日 午前)の講演者である、Jose A. Obeso教授、Wolfram Schultz教授をはじめ、国内の第一線の研究者をお招きし、大脳基底核におけるドーパミンの役割を中心に、パーキンソン病など大脳基底核疾患の病態、新たな治療戦略、認知機能や情動への関与など最新の研究について討論し、今後を展望したい。 本シンポジウムは、文科省 科研費 新学術領域研究 “オシロロジー” 「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解」並びに新潟大学脳研究所の支援を得て開催する。 プログラム, 参加申し込み等は、大脳基底核サテライトシンポHP (http://www.nips.ac.jp/sysnp/Symposium/BG2016/index.html) をご覧ください。 |
問合せ先 |
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共催・後援 |
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日時 | 2016年7月24日(日)、25日(月) |
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会場 | 東京都市大学横浜キャンパス |
参加予定人数 | 150名 |
主催 | 国際ストレスと行動学会 中村俊、Co-Chair (神経科学会会員番号0907414136) Allan Kalueff、Co-Chair International Stress and Behavior Society |
講演者 |
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概要 | 生物学的精神医学の領域における基礎研究と臨床研究のトランスレーショナルな交流を目的としアジア地域における国際的連携のために、昨年の第一回アジア地域会議(神戸、第38回日本神経科学会のサテライトシンポジウムとして開催)に引き続き、第二回会議を横浜で開催する。2日間にわたり4つのセッションを行う。テーマは、1.コネクトーム解析によるストレス関連疾患の病態解明。2.胎児、未熟児の情動発達ケアとコホート研究。3.若者の社会的引きこもりに関する認知神経心理学的研究と支援。4.自然、社会的災害におけるPTSDとその回復、などであり、セッションは、総会講演、ミニシンポジウム、ならびにポスターセッションから構成される。第一回神戸会議は、タイ、中国、韓国、インド、ロシアなど20カ国を超える海外からの参加(90名)があり、国内参加と合わせ120名を超える参加者により、文字通り、アジア地域会議といえる内容であった。 |
問合せ先 | 中村俊(東京農工大学名誉教授、nakashn@cc.tuat.ac.jp、Tel: 042-388-7251、東京農工大学産学連携センターVBL116 株式会社コルラボ) |
募集要項
Neuroscience 2016ではサテライトシンポジウムを募集しています。公式サテライトシンポジウムとして認定された場合には、「Neuroscience 2016サテライトシンポジウム」としての名義使用を許可します。
またNeuroscience 2016側では以下の広報を行います。
- 大会プログラム冊子への掲載
- 大会ホームページへの掲載(独自のホームページへのリンクも可)
- Neuroscience 2016 Newsletter(会員向けメールマガジン)への掲載
サテライトシンポジウムの開催をご希望の方は、
下記の内容をメールで大会運営事務局【neurosci2016@jtbcom.co.jp】へご送信ください。
記載事項
- シンポジウムのタイトル(テーマ)
- 会場
- 日時
- 規模(参加予定人数)
- オーガナイザー
- シンポジスト ※所属の記載もお願いいたします
- シンポジウムの趣旨、内容
- お問合せ先(担当者の所属、氏名、メールアドレス、電話番号等)
- 共催や後援がある場合にはその名称
- 【注】
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- オーガナイザーには日本神経科学学会の会員を含むこととします。
- 開催日時は、大会本体のプログラム(懇親会等のイベント含む)とは重ならないようにしてください。
- 大会は共催の立場をとり、運営には関わりません。
- 会場費および運営経費は、原則としてサテライト主催者の自己負担とさせていただきます。
- 公式サテライトとしての認定は、お申込みの内容、会場、規模などを考慮の上、回答させていただきます。必ずしもご要望に沿えない場合もございますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
会場について
大会前日(2016年7月19日)は、設営準備のため、一部の会場を予約していますが、全館予約ではございません。時間帯や会場によっては、サテライトシンポジウムの会場としてご利用いただける場合もございます。ご希望の方は大会運営事務局【neurosci2016@jtbcom.co.jp】までお問い合わせください。
お問い合わせ先:大会運営事務局
株式会社JTBコミュニケーションデザイン(旧:株式会社ICSコンベンションデザイン)内〒105-8335 東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング
Tel: 03-5657-0777 / Fax: 03-3452-8550
E-mail: neurosci2016@jtbcom.co.jp
※2016年4月より、移転のため連絡先が変わりました。